緑内障視野検査について
自分は母校である東海大学で毎週水曜午後に緑内障外来を行っております。
そのために水曜日は午前中だけの診療となっております。
緑内障患者さんをみるにあたって、
気を付けていることはいろいろありますが
一つは定期的に視野検査を行うことです。
視野検査は全体的な視野測定(ゴールドマン視野計)と、
中心付近の視野測定(当院ではハンフリー視野系)とあります。
全体的な視野検査は検査を行う検査技師(視能訓練士)の技量に左右されます。
中心付近の視野検査は機械が自動的に指標を出しています。
緑内障初期では中心付近に視野欠損や感度低下が出現しますので
初期病変をとらえるのに優れています。
理想を言えば中心付近の視野検査を年に2回、全体的な視野検査を年に1回やって
視野障害の進行具合を見たいです。
そこで進行が早いと判断したらなら、治療を強化します。
当院では両方の視野検査をなるべく早く行えるように
体制を整えております。
緑内障でお困りでしたら、受診してください。