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目が赤い

目が赤い場合は充血と内出血に分けられます。
充血は何らかの影響で白目の血管が膨らんだ状態です。
白目の血管は細く普段は目立たないのですが、血管が膨らむことで赤く目立ってしまいます。
内出血は白目の血管からの何らかの影響で出血し、その血がたまっている状態(結膜下出血)で、赤いというより白目を塗りつぶしたかのように真っ赤になります。

目の充血の原因

日常的なものとして

  1. 目にゴミやほこりなどの異物が入ることで、身体が異物を取り除こうと反応することで炎症が起きます。目に炎症が起こると、血管が膨らみ充血を引き起こします。
  2. コンタクトレンズの使い過ぎや不適切な使用で、目の炎症や感染症を起こし、血管が広がり、充血を引き起こすことがあります。
  3. 屋外に長時間いることで強い紫外線を浴び続け、目にダメージを与えることで充血を引き起こすことがあります。
  4. 目の疲れが原因で充血が生じることがあります。最近ではパソコンやスマートフォンなどの使用で、長時間モニター画面を見続ける機会が増えましたが、集中して画面を長時間見ているとドライアイの状態となり、充血に繋がります。

考えられる病気

結膜炎

白目の炎症。原因としては細菌感染、ウイルス感染、アレルギーが代表的

ぶどう膜炎

虹彩・毛様体・脈絡膜の炎症。原因は免疫異常、感染など多岐にわたる

目の内出血(結膜下出血)の原因

外傷

目を強くぶつけたり、殴られるなどの影響で白目が内出血を起こすことがあります。
白目の内出血は1週間程度で吸収され元にもどりますが、外傷の影響が目の内部に伝わってないか調べる必要があります。

加齢など直接的な影響がないもの

加齢に伴い、毛細血管がよわくなり、内出血を起こすことがあります。
この場合は、白目がべったりと赤く染まり、痛み、目ヤニ、かゆみ、視力低下などの他の症状はほとんどありません。
加齢による変化なので、内出血を早く引かせるような薬はなく経過観察になります。
短期間に何回も起こすようであれば、内科的に血の固まりが悪い状態が想定されますので内科で相談してください。

また、もし目が見えにくくなったり、視野が狭くなる場合は他の疾患を合併している可能性がありますので、眼科医の診察を受けるようにしてください。

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